アルファフォーム210R

アルファフォーム210R

アルファフォームの特徴

この消火薬剤は消防法第21条の2第2項の規定(昭和23年法律第186号)に基づく、
昭和50年12月9日発令の自治省令第26号「泡消火薬剤の技術上の規格を定める省令」
(国家検定)に適合した水成膜泡消火薬剤(アルファフォーム)「型式番号23~5号」です。
本文はこの仕様に関するもので石油類火災用として使用するものです。

■成分
1.アルファフォームはフッ素系界面活性剤を主成分とする泡消火薬剤です。
2.泡安定剤・凝固点降下剤などを添加しています。
3.PFOS(ペルフルオロオクタン-1-スルホン酸またはその塩)は含有していません。

■性状
1.コハク色の均質な液体です。
2.化学的に安定ですので、貯蔵中の薬剤の変化はほとんどありません。
3.一度消火すると油面上に薄い水成膜を形成し、燃料蒸気を抑制して長時間再着火を防止します。
4.湿潤性に優れているため、木材・紙・ゴムなどの一般火災にも消火力を発揮します。
5.泡消火薬剤の原液及び生成した泡は、毒性または損傷性がほとんどありません。
6.鋼・黄銅・アルミニウムに対し著しい腐食性はありません。
温度38℃の泡消火薬剤の中に、金属試験片を21日間放置した場合の質量損傷は次の通りです。
金属の種類
  • 鋼(SPCC)
  • 黄鋼(C2801P)
  • アルミニウム(A5052P)
規格 3mg/20c㎡/day以下
実測値
  • 0.3mg/20c㎡/day以下
  • 0.0mg/20c㎡/day以下
  • 0.1mg/20c㎡/day以下
7.アルファフォームは、温度65℃に216時間保った後に室温に戻し、さらに温度-18℃に24時間保った後に室温に戻す強制変質試験を行っても、試験前の製品とほぼ同等の性能を有します。

■使用温度範囲
-10℃~+30℃の温度範囲で使用できます。
もし使用温度範囲及び流動点以下に温度が下がり泡消火薬剤が凍結しても、液温の使用温度範囲内に戻れば有効に使用できます。

■物理性液状
試験項目 国検規格 実測値
比重(20℃) 10.0~1.15 1.024
粘度 200cSt以下 4.8cSt(20℃)
流動点 -12.5℃ -17.5℃
pH(20℃) 6.0~8.5 7.8
拡散係数 淡水 3.5以上 5.0
合成海水 5.0
沈殿量 原液 0.1vol%以下 痕跡以下
淡・海水希釈液 0.05vol%以下 痕跡以下
引火点 60℃以上 なし
■性能
  試験基準 国家検定規格 規格値
試験条件 使用水 淡水 合成海水 -
燃料種類 n-ヘブタン -
燃料量 200L -
発泡ノズル 国検水成膜泡用標準発泡ノズル -
放射量 10L/min -
燃焼火皿 B-20(4㎡) -
発泡性能 発泡倍率 5.8倍 5.5倍 5倍以上
25%還元時間 4分15秒 3分45秒 1分以上
水成膜試験
消火性能 消火時間 1分48秒 1分57秒 5分以内
密封性試験 1分48秒 1分57秒 5分以内
耐火性試験 25c㎡ 25c㎡ 900c㎡以下
■容器
標準容器として次の2種類があります。
200L容器:JISZ1601に適合する鋼製液体用ドラム缶
20L容器:JISZ1706に適合するポリエチレン偏平缶

■取扱上の注意

使用上の注意
1.「石油類火災用」に使用してください。
2.使用時に他の薬剤と混用しないでください。
3.使用時には淡水・海水または硬水で2%希釈してご使用ください。

貯蔵上の注意
1.貯蔵時にプレミックス(淡水・海水・硬水と混合)しないでください。
2.使用温度範囲を保って貯蔵してください。
3.貯蔵中にみだりに開缶しないでください。
各種法定点検お問い合わせはこちら

消防設備点検・防災管理点検・防火対象物点検などの各種法定点検は、
55年の歴史を持つ浦野工業にお任せください。